広島・長野が10度目2桁本塁打王手! 手柄はまたも「風」に譲る

2020年11月04日 21時30分

7回、右翼ポール直撃の9号ソロを放った長野

 広島・長野久義外野手(35)が4日の巨人戦(マツダ)で9号ソロを放った。「1番・左翼」で先発出場すると1点リードの7回、代わったばかりの2番手・ディプランの直球を強振。ライナー性の打球は右翼ポールを直撃する一発となった。

「(先発の)遠藤が頑張っているので追加点につながってよかったです。良い風に乗ってくれました」とコメントした長野。だが広島地方気象台午後16時発表の県南部予報では「北西の風、のち北の風、0・5メートル」。今回もマツダスタジアムの打席から見れば〝逆風〟のはずだが…。

 球界関係者の間で、長野の〝風コメント〟は好調のバロメーターとして認識されている。過去には東京ドームで特大の一発を放った際、「風です」という言葉を残して〝物議〟をかもしたこともある。

 最近は出場5試合で3発とシーズン終盤に入っても好調を維持。この日の広島は20時時点で気温11・6度とかなりの寒さながら、チームに勝利を呼び込む大きなアーチとなった。移籍2年目の〝夏だけじゃない〟活躍ぶりは、鯉党の目に強く焼き付いているはずだ。