西武を戦力外となった相内誠投手(26)が3日、自身のインスタグラムに首を傾げざるを得ない〝惜別メッセージ〟をアップした。

 現役の8年間、本拠地としてお世話になったメットライフドームの全景に「お世話になりやした~」と少し眉をひそめてしまうようなメッセージが…。球団から多和田、藤田と合わせ3投手の戦力外通告が発表された時刻と前後して相内のインスタグラム、ストーリー機能にあげられた本人からの〝惜別の言葉〟だった。

 相内は「これまでライオンズに在籍させていただき、一番印象に残っている試合は昨年の4月25日の千葉ロッテマリーンズ戦です。(勝利投手の権利を得て降板したが)自分の中では一番の投球をすることができたと思います。ファンの皆さまには、こんな自分を応援していただき、本当にありがとうございました、と伝えたいです。今後については、野球は引退し、また新たな道を歩んでいきたいと思います」と球団を通して退団コメントを出していた。

 しかし、それと平行してSNS上で何ともラフ過ぎる等身大のメッセージも同時に発していたことになる。

 相内は新型コロナウイルスの感染が拡大していた4月、球団の外出自粛を破って千葉県内のゴルフ場へ向かった。その道中、後輩の佐藤龍世内野手(23)の運転する乗用車に同乗し首都高山手トンネル内を法定速度(時速60キロ)を89キロ超過する149キロで走行し道交法違反に問われた佐藤は「懲役3月執行猶予2年」の有罪判決を受けた。

 佐藤とともに「無期限の対外試合禁止及びユニホーム着用禁止処分」のペナルティーを科されていた中での戦力外通告だった。