西武は31日、山川穂高内野手(28)の出場選手登録を抹消した。球団によると「(シーズン中に痛めた)右足首の治療に専念するため」の措置で、チームの残り試合の日程を考えると、山川の2020年シーズンは実質終了した。

 2018年に47本塁打で初の本塁打王&リーグMVPに輝いた山川は、翌19年にも43本塁打で2年連続キングを獲得。しかし、プロ7年目の今季は8月9日の日本ハム戦(札幌ドーム)で痛めた右足首痛の影響もあり、出場102試合で打率2割5厘、24本塁打、73打点と低迷。最近はスタメンから外れるケースも増えていた。

 現在、パの本塁打1位は元チームメートの楽天・浅村栄斗内野手(29)で32本。山川は5位につけている。