楽天が西武に大勝で逆転CSへ望み 三木監督はGから移籍の田中貴を絶賛

2020年10月29日 22時39分

楽天・三木監督

 望みをつないだ。4位・楽天が29日の西武戦(メットライフ)で13―5と大勝し、連敗を2で止めた。この日敗れた2位・ロッテとのゲーム差は2・5と接近。直接対決3連戦でようやく最後に勝利を奪った3位・西武との差も1・5ゲームへと縮めた。

 打線が序盤から大爆発し、終わってみれば14安打13得点。巨人から先月28日に加入した田中貴が今季2度目のスタメンマスクを被り、プロ初本塁打となる今季1号2ランを含む3安打3打点と攻守で存在感を見せつけた。先発・辛島も田中貴の好リードを受け、5回2失点で今季初勝利を飾った。

 試合後の三木肇監督(43)は開口一番「(初回に前夜の試合から2打席連続となる先制弾となった)小郷のホームランは彼にとってもチームにとっても大きかった」とコメント。そしてヒーローとなった田中貴について「捕手というポジションでシーズン途中からトレードで来てくれて難しかったと思うが、落ち着いてプレーしてくれている」と評した。

 その田中貴が3点差で迎えた7回にダメ押しとなる1号2ランを放ったことにも「流れ的に追い詰められて苦しかったが、思い切ってスイングしてくれて、この一打も大きかった。ナイスバッティングだった」と激賞した。

 30日からは2位・ロッテと敵地で直接対決3連戦を戦う。残り8試合しかない中、苦しい立ち位置に変わりはない。指揮官は「しっかり試合前にやれることを準備し、一丸となって皆で束になって戦っていく。そういう思いで3連戦の頭に乗り込んでいきたい」と言葉に気合を込めていた。