V目前の原巨人 拙攻の連続で今季ワースト5連敗 優勝は30日以降に持ち越し

2020年10月29日 21時40分

ベンチで表情がさえない巨人・原監督

 また拙攻に泣かされた…。リーグ2連覇を目前にしている巨人が29日のDeNA戦(横浜)も完敗し、今季ワーストの5連敗。2位・中日が敗れたため、マジックは「1」となり、優勝決定は今日30日のヤクルト戦(東京ドーム)以降に持ち越しとなった。

 結果次第で優勝の可能性もあった巨人は初回に先発・サンチェスが2四球と安打でいきなり一死満塁のピンチ。ソトを三ゴロに打ち取ったものの先制点を許した。

 2回に打線が同点に追いつくも、サンチェスはピリッとせず。その裏、先頭・柴田に四球を与え一死二塁から戸柱に勝ち越しの右前適時打を浴びた。

「リーグ優勝まであとワンプッシュ。チーム全員で勝利を目指します」と意気込んでいたサンチェスはそこから6回5安打2失点と何とか踏ん張ったが、この日も1点が重かった。

 前夜は1、2番を代えるテコ入れを敢行し、6点を挙げたG打線だったが、この日は従来の1番・吉川尚、2番・松原、3番・坂本、4番・岡本、5番・丸と今季の快進撃を支えたオーダーで臨んだ。しかし、うまくはハマらない。元チームメート・平良の前に6回まで丸の通算200号となる26号ソロによる1点のみ。史上109人目のメモリアル弾に丸は「プロ入りした時はここまで打てるとは思っていなかったのでびっくりしていますし、うれしいです」と笑顔を見せたが、その後は拙攻の連続…。5回には中島、重信の連打で無死一、二塁としたが炭谷が三ゴロ併殺打に倒れ続かず。6回にも一死満塁の好機をつくったが、2番手・砂田に丸が空振り三振、3番手・平田に中島が見逃し三振とハマの小刻みな継投に屈した。

 7回には2番手・田口が梶谷、オースティンに適時打を許して炎上。8回に丸の左犠飛で1点を返したが、万事休すだ。ここにきての5連敗は穏やかではないが、気持ちを入れ替えて本拠地で決める。