
広島の高卒2年目・田中法彦投手(20)が29日のヤクルト戦(マツダ)でプロデビューを飾った。3点を追う6回のマウンドに上がると広岡、古賀を立て続けに左飛に打ち取った。さらに、代打・長岡を遊ゴロに仕留めて三者凡退。直球の最速は145キロを計測した。
今季は二軍で守護神を務め25試合で1勝1敗12セーブ、防御率1・73をマークした。16日の一軍昇格時には「まずはやってきたことをしっかり試合で出せるように頑張りたい」と話していたが、快投で存在感をアピール。降板時にはスタンドから大きな拍手を送られていた。
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