巨人・丸佳浩外野手が29日のDeNA戦(横浜)で、通算200本塁打となる26号ソロを放った。

 完璧にとらえた打球の行方を見届けると、ゆっくりとダイヤモンドを駆け出した。初回に1点を先制され、2回一死走者なしで迎えた第1打席。相手先発・平良が投じた内角へ食い込むカットボールを叩き、右翼スタンドまで運んだ。史上109人目となる200号到達で、一時は試合を振り出しに戻した。

 節目の一発に、丸は「プロ入りした時はここまで打てるとは思っていなかったので、びっくりしていますし、うれしいです」と笑みを浮かべた。

 丸は昨季からFAで巨人に加入。3連覇を果たした古巣の広島時代から数えて、丸だけが4年連続で優勝中だ。そして今年も試合前の時点でマジック2。巨人の勝利を絶対条件に、中日の負けか引き分けでV2が決まる。丸にとっては5連覇達成となるが、果たしてどうなるか――。