オリックス指名の仙台大2選手が入団拒否も…リスク承知で強行指名したワケ

2020年10月29日 06時15分

4球団競合した近大・佐藤のくじを引く福良GM。〝強硬ドラフト〟は覚悟の上だったというが…

 オリックス担当記者 オリックスが育成ドラフトで指名した仙台大の2選手に指名あいさつできない状況になっています。

 デスク どういうことだ?

 記者 育成3位指名の最速152キロ右腕・宇田川優希投手(21)と広角に打てる同5位の佐野如一外野手(ゆきかず=22)が支配下でないことにショックを受け、入団に難色を示しているんですよ。2人とも育成枠なら入団拒否の意向を全球団に伝えていたそうで…。

 デスク 強行指名したということか。

 記者 あるスカウトは「2人はドラフトにかからなかった場合の社会人チームなり、独立リーグなりの受け皿が決まっていなかった。決まっていたら強行突破はしなかった」としています。オリックスは榊原、大下、漆原ら育成から支配下登録されて一軍で頑張っている選手は多数いますし、練習環境も充実しているので説得できると判断したようです。

 デスク 見通しはどうなんだ?

 記者 27日にスカウトが仙台大に出向いて理事長に指名の理由と誠意を伝えています。理事長は理解を示してくれたようで、森本監督や本人たちと話してくれると…。なので前向きな返事が来るまで指名あいさつはできません。説得してくれたらいいんですけどね。

 デスク 育成枠とはいえ、入団拒否となると寂しい話だな。

 記者 スカウトは「本人たちが決めること。1週間ほどは待つことになる。3桁背番号は悔しいかもしれないけど、やる気に変えてほしい」と。何とかチャンスをつかんでほしいですよ。