巨人の元木大介ヘッドコーチ(48)がチームの現状を正面から受け止めた。

 28日のDeNA戦(横浜)に6―10で敗れ今季2度目の4連敗。元木ヘッドは「チーム状態は良くない。正直言って良くないけど、良くないからって選手もみんな一生懸命頑張っているし。もう何かで乗り越えていかないとね。今、かみ合ってないから」と現状を素直に認めた。

 一方で「それもシーズンだしね。今までの前半の貯金があるからこそ、こうやって余裕持ってできるわけだから。何にも悪くない。ただチーム状況が悪いだけ。乗り越えていくしかないんでね」と積み重ねた貯金のありがたみを実感。

 他力ながらマジック2となり最短29日にリーグV2が決まる。「相手もあるから。まあ、チャンスあればね。オレらも勝つことを、チーム状況をよくすることを。勝つってことをしなきゃいけないからね。そっから。運が良ければっていうね」と流れに身を委ねた。