広島・遠藤が汚名返上 7回9K1失点でツバメ斬り「打てるものなら打ってみろ」

2020年10月28日 21時44分

広島・遠藤淳志

 広島の3年目右腕・遠藤淳志投手(21)が28日のヤクルト戦(マツダ)で7回1失点と会心の投球を披露。7日の阪神戦以来となる今季4勝目を挙げた。

 初回、三者凡退に抑えて好発進と切ると、その後も安定感は抜群だった。最近は四球から自滅というパターンでの失点が多く佐々岡監督からも苦言を呈されていたが、この日は〝変わり身〟を見せつけた。3点リードの4回、村上に25号ソロアーチを浴び失点したものの「打てるものなら打ってみろくらいの気持ちでゾーンで勝負したい」と強気の投球を徹底したことが奏功した。

 優勝が完全消滅したとはいえ、遠藤にとっては勝負のマウンドが続いている。26日のドラフト会議で球団は1位の栗林良吏投手(24=トヨタ自動車)を筆頭に2位・森浦大輔投手(22=天理大)、3位・大道温貴投手(21=八戸学院大)と投手ばかりを指名。来年は即戦力投手が続々と入団してくるからだ。現状、期待値込みで先発ローテ起用されている遠藤だけに、残り試合で成長をアピールしなければ来季の立場が危うくなる。

 気合十分の右腕は四球をわずか2つに抑え自己最多タイの9奪三振。お立ち台では「投げさせてもらっている立場なので毎日が経験。次も最少失点に抑えられるように頑張っていきたい」と話した。来季に向けて気の抜けない登板が続くが、その意気や良しだ。