広島・九里が8回途中10K無失点で8勝目 ドラ1に対抗心「森下に負けないように」

2020年10月27日 22時14分

広島・九里亜蓮

 広島・九里亜蓮投手(29)が27日のヤクルト戦(マツダ)に先発し、8回途中無失点の好投で8勝目を挙げた。初回に迎えた一死一、二塁のピンチを連続三振で切り抜けるとエンジン全開。低めに集める投球で7回までに自己最多タイの10奪三振をマークした。

 しかし、志願の続投となった8回は満塁のピンチを招いて無念の降板。後を受けた塹江と守護神・フランスアが無失点でしのぎ勝利となったが「自分で『(8回も)いきます』と言って投げ切れなかったので悔しい」と厳しい表情だった。

 それでも9月末から負けなしの4連勝で規定投球回数に到達。ドラフト1位・森下暢仁投手(23)の9勝に次ぐ8勝は立派だ。苦しい台所事情の先発陣のなかで気を吐く右腕は「今一番(チームで)勝っているのが森下(暢仁投手)なので、負けないようにと思ってやっている」とローテ最年長の意地をのぞかせていた。