今季限りで引退するヤクルトの五十嵐亮太投手(41)の引退試合が25日の中日戦(神宮)で行われた。8回に4番手で登場した五十嵐はシエラを三塁・エスコバーの好守もあり三ゴロに打ち取った。
試合後の引退セレモニーでは高津臣吾監督(51)が花束贈呈。その際に指揮官が「今まで楽しかったでしょう?」と聞くと五十嵐は「はい、楽しかったです」と即答。高津監督は続けて「これからもすごい楽しいことたくさんあるからまた頑張ってね。また飲みに行きましょう」と伝えたという。
五十嵐が一軍に定着し始めていた1999年からヤクルトの守護神を務めていた指揮官は「最後に審判にピッチャー五十嵐って告げられたのもすごく幸せに思えた」と笑顔を見せた。