中日・与田監督続投も気になる伊東ヘッドの去就 昨秋から流れる〝不仲説〟

2020年10月24日 05時15分

与田剛監督(左)と伊東勤ヘッドコーチのディスタンスが気になる(中は阿波野投手コーチ)

 与田監督の続投が決定した中日で伊東勤ヘッドコーチ(58)の去就が注目されている。チーム事情に詳しい関係者やOBの間から「伊東ヘッドが今季限りで辞めないか心配」という声があがっているのだ。

 中日球団は23日に名古屋市内で取締役会を行い、来年で3年契約の3年目を迎える与田監督の続投方針を確認。与田監督へは非公式に続投を伝えており、シーズン終了後に行われるオーナー報告の際にも正式要請が行われる予定だ。

 その一方で不透明なのが3年目も与田―伊東体制が継続するのかどうかということ。実はOBやチームの内情をよく知る関係者の間では「今季は伊東ヘッドがどこまで采配に関わっているのかあまりわからない」「昨年秋のキャンプのころから与田監督と伊東ヘッドの関係があまりしっくりいっていないように感じる」とささやかれるようになっていた。

 与田監督と伊東ヘッドがベンチ内で緊密にコミュニケーションを取る姿も昨年に比べると減少し、ベンチ内での存在感も薄れてきている。さらに今年はコロナ禍の影響もあって与田監督と試合で活躍した選手以外の取材が制限されており、伊東ヘッドの肉声はまったく伝わってこない。そういった状況が伊東ヘッドの去就を不安視する声に拍車を掛けているようだ。

 とはいえ伊東ヘッドといえば現役時代は西武黄金時代を支えた名捕手で指揮官としても2004年の西武監督時代にオレ流・落合中日を破って日本一に輝いた実績を持つ球界屈指の頭脳派でもある。与田竜にとってまだまだ必要な存在であるのは間違いないだけに、来季もチームに残留するのか、今後の動向が注目される。