ヤクルト・山田哲、小川、石山 FA勢 悲劇の全員流出も

2020年10月24日 06時15分

左からヤクルト・山田哲、小川、石山

 ヤクルトの今年のオフは来年のチームを占う上での岐路となりそうだ。エースの小川、中軸の山田哲、そして抑えの石山が揃って国内FA権を取得。すでに球団と選手でそれぞれ数回以上のやり取りをしているという。

 球団幹部も「エースと主軸と抑えだからね。残ってもらえるように全力を尽くす」と話す。しかし、今年はコロナ禍でヤクルトも例に漏れず減収に苦しんでいる。球団サイドは声を揃えて「残ってほしいが、それには限度がある」とも話す。

 山田哲の推定年俸5億円を筆頭に小川の同9000万円、石山の同8000万円と3人合わせて6億7000万円。とりわけ山田哲の年俸は外国人選手を除いて球団最高年俸に到達しており、さらなる上積みはそれほど多くは見込めない。

 そのため球団幹部は「本人たちがどこを望むか。それが単純に年単位のお金なのか、それとも契約年数なのか、環境面での配慮なのか。選手たちが納得するものをこちらが出せれば、ずっとやってきたヤクルトが一番という思いはあると考えている」とも話す。

 ヤクルトは観客動員数の増加やグッズ販売などでここ数年で右肩上がりの成長を続けてきた。しかしコロナですべての計画がもろくも崩れた。球団サイドは「ウチで青天井はありえない」と方針の変更するつもりはないという。