期待外れの「メジャー282発男」2年8億円超ジョーンズにオリックスの苦言は届くか

2020年10月24日 06時15分

期待された成績とは程遠いオリックス・ジョーンズ

 オリックスのアダム・ジョーンズ外野手(35)が球団内から厳しい目を向けられている。2年契約1年目の今季はここまで打率2割5分8厘、12本塁打、43打点の低空飛行。メジャー通算282本塁打の〝本物〟のはずが、大きく期待を裏切り、チーム低迷の原因の一つにもなった。

 それだけに球団関係者は「オフに体をしっかり絞ってこい、と言いたい。少なくとも以前の体に戻さないとダメ。一人でキャンプを張るくらい追い込む必要がある」と肉体改造を訴え、あるOBも「ボール球を振ってあっけなく三振というのが目立った。対応ができていた時期もあったんだけど、また手を出すようになって…。太目残りに見えるし、踏ん張りがきくようにオフに下半身をしっかり鍛えることだ」と厳命した。

 コロナの影響もあってスロー調整を続けたが、シーズンに入っても日本の投手の変化球に対応できず、得点圏での勝負弱さを露呈。足腰の不安から全力疾走もままならず、フロント陣の「そのうち打つ」「こんなもんじゃない」との思いはかなわなかった。疲労がたまらないよう首脳陣も起用に配慮し、練習環境も不自由はなかったはずだが…。

 もっとも「あれだけの実績ある選手なんだからオフの過ごし方もわかっているはず」(球団関係者)。2年総額8億7200万、プラス出来高2億2000万円(推定)の破格助っ人の活躍なくしてチームの巻き返しはない。シーズン終了後に家族で帰国することになりそうだが、真価が問われる来季に向け、のんびりしている時間はなさそうだ。