日本ハム・吉田輝「まっすぐは良かった」 プロ最多111球の熱投も〝不運〟4失点で初黒星

2020年10月22日 21時58分

今季初勝利はお預けとなった日本ハム・吉田輝

 日本ハムが22日、ソフトバンク戦(札幌ドーム)に2―4で敗れ、3連敗。今季初勝利をかけて登板した2年目右腕・吉田輝星投手(19)は〝不運〟に見舞われる展開の中、6回4失点の内容だった。

 前夜に優勝の可能性が完全消滅したチームは、この日は連敗ストップで何とか意地を見せたい一戦だった。今季3度目の先発登板となった吉田輝は1、2回と三塁まで走者を許すピンチを招いたが、札幌ドームでは自身最速の150キロをマークする直球を武器になんとか切り抜けた。

 その後は3、4回と連続で三者凡退に封じたが、5回に一死満塁で迎えたグラシアルとの対戦で思わぬ悲劇が襲う。カウント2―2で迎えた6球目、低めのフォークボールで空振り三振に打ち取ったかに思えたが、これがまさかのファウル判定に。グラシアル自身も、一時ベンチへ戻ろうとしていただけに、両者ともに「?」な判定だ。

 直後、グラシアルに打ち直しの適時打を許し、内野ゴロと清水の後逸なども重なって計3失点。6回までにプロ最多となる111球の熱投を見せた右腕だったが、勝利にはつながらず。打線も終盤に追い上げを見せたが、あと一歩及ばなかった。

 登板後吉田輝は「全体的に真っすぐは良かったと思います」としながらも「2回の1点は、自分で防ぐことができたと思うので、次回に向けて反省していきたいです。5回、グラシアルに打たれた1球は、自分で首を振って真っすぐを投げたので、もっと厳しくいかないといけませんでした」。収穫もあるにはあったが…課題も残る今季初黒星となった。