主砲に待望の一発が飛び出した。巨人・岡本和真内野手が22日のヤクルト戦(神宮)で、11試合ぶりとなる26号2ランをぶっ放した。
すさまじい破壊音を残した打球は、そのままバックスクリーンにぶち当たった。松原のソロで2―0とリードを広げ、なおも無死一塁となった3回の2打席目。2ストライクと追い込まれながらも、甘く入った直球を見逃すことはなかった。この一発で、ヤクルト先発の吉田大をKO。8日のDeNA戦(東京ドーム)以来となる豪快弾に、主砲は「昨日の試合(3打数無安打)もそうですし、今日の1打席目(捕邪飛)も打てていなかったので何とか打つことができてよかったです」とひと息ついた。
10月に入り、岡本は試合前までで1本塁打、6打点と減速していたが、これで現時点で本塁打は阪神・大山に、打点も80に伸ばして中日のビシエドに並んだ。