打線が初回からつながった。広島は22日の阪神戦(甲子園)で先頭の長野久義外野手(35)が相手先発・岩田から中堅フェンス直撃の二塁打を放って出塁。二死一、二塁から5番・会沢翼捕手(32)が左前に運んで先制した。さらに5試合ぶりに「6番・三塁」で先発出場した堂林翔太内野手(29)が初球のスライダーを捉えて右翼線に適時二塁打を放って追加点を挙げた。

 堂林は「チャンスで良い流れに乗って打つことができました。追加点につながってよかったです」とコメント。前夜の敗戦でリーグ優勝の可能性は完全消滅したが、落ち込むことなく打線は序盤から勢いづいている。