阪神・矢野監督が大山を右翼起用「思ってたことを一回やってみようかなと」

2020年10月21日 23時12分

大山を右翼で起用した矢野監督

 阪神は21日の広島戦に2―0で零封勝ち。先発の青柳が6回途中を1安打無失点に抑え、8試合ぶりとなる7勝目を挙げた。岩貞―岩崎―藤浪―スアレスによる先手先手の継投策も吉と出て、僅差のゲームを完封リレーで勝ち取った。

 この日最大のサプライズはスターティングメンバーの布陣だ。左ふくらはぎ痛で長らく戦線から離脱していたマルテが「3番・三塁」で起用された関係で、今季ここまで三塁を主戦場にしてきた大山悠輔内野手が、初の右翼として先発出場。矢野監督は「本当は固定してあげたいんですが、チーム事情もあった。思ってたことを一回やってみようかなと」と説明。本来は一、三塁の内野守備を本職とする大山だが、今季は公式戦で左翼や中堅としても起用されてきた。

 大山のこの日唯一の守備機会は2点リードの7回。一死一塁から会沢が右翼ポール際に大飛球を放ったが、しっかりとボールに追いつき、これを捕球。相手の反攻の芽をしっかりと摘んだ。

 セ・本塁打王トップ(26本)を走る大山は打点ランキングでも4位と打撃2冠を射程。この日は無安打無打点に終わったが、守りで魅せた一日となった。