巨人・原監督「何とか当ててもらいたい」痛恨のスクイズ失敗振り返る

2020年10月21日 22時20分

厳しい表情で引き上げる原監督(後方は若林)

 巨人は21日のヤクルト戦(神宮)でわずか4安打1得点、13三振を喫しての1―2での3連敗。試合後、原辰徳監督(62)の表情は険しかった。

 指揮官が「あそこは何とか当ててもらいたいというところはあるよね」と振り返ったのが5回のスクイズの場面だ。

 1―0の5回無死二、三塁。2ボール1ストライクと打者有利のカウントとなった大城の打席でサインを送った。

 外角低めへの変化球を何とかバットに当てようとした大城だったが…。結果的に空振りとなり、三本間で挟まれた丸は挟殺プレーでタッチアウト。二塁走者の若林も三塁に進めず、後続にもあと一本が出なかった。

 指揮官は若林の走塁についても「そうですね。ノーアウトだから必然的に、あそこはやっぱりワンアウト三塁というシチュエーションはつくるべきですね」と手厳しかった。

 2戦連続1得点でチームは引き分けを挟んで3連敗。ここ5戦3敗2分けと白星が遠い。2位中日が勝ったためマジック7で足踏みとなった。

「なかなか攻撃陣の方がね、もうひとつ、つながらないというかね。まあ今日は少し動いていきましたけれど。動いても、動かなくても、なかなか、懸命にいっているけれど、ちょっとつながりが悪いね」と湿ってきた打線に奮起を促した。

 そんな中、先制の17号ソロと中前打で3戦連続マルチ安打と一人気を吐いたのが坂本だった。球団では長嶋、王以来となる13年連続100安打もマーク。自身の12年連続を抜いたキャプテンに指揮官は「それはもう見事です。続けていってほしいね。連続というのをね。積み重ねてできていることだから、コンディション、技術だけでなく、心技体というのかな」とうなずいていた。