
投打がかみ合わなかった。ヤクルトは20日の巨人戦(神宮)に延長10回、1―1で引き分けた。先発の高梨は6回途中を1失点の粘投を見せ、2番手・寺島から星、梅野、石山が無失点リレー。しかし、打線が援護できなかった。
不安定だった巨人先発・戸郷の前に6回を散発3安打で無得点に終わった。右腕から6四球を選び、1回二死満塁、6回二死満塁と2度の満塁機をつかんだが、ものにできなかった。
それでも0―1の9回に先頭の中村が四球を選び、代打・荒木が送りバントを決めた。一死二塁で西浦が安打で一死一、三塁。広岡は三振に倒れるが、青木が四球を選んで満塁。二死満塁で山田哲が押し出し四球を選んで土壇場で同点に追いついた。ただ、なおも二死満塁のサヨナラ機で4番・村上が一ゴロに倒れ、勝ち越せなかった。
ヤクルトは前日19日の阪神戦に続いて2試合連続で今季8度目の引き分けとなった。
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