進化するベテランに続け!中日に「大島門下生」増加の予感

2020年10月19日 05時15分

18日の広島戦で4安打を放った大島

 中日・大島洋平外野手(34)が元気いっぱいだ。18日の広島戦(マツダ)では相手を上回る10安打を放ちながら毎回の11残塁で0―5と今季9度目の零敗を喫した。与田監督は「チャンスで打てなかった。それだけ」と語気を強めたが、大島は昨年6月22日の日本ハム戦以来となる1試合4安打をマーク。2度の3安打を含む4戦連続マルチ安打と振ればヒットの打ち出の小づち状態だ。

 今季128安打で打率も3割2分2厘と上昇。いずれもリーグトップのDeNA・佐野に安打数は3本、打率は9厘差と肉薄し、昨季初の打撃タイトルとなる最多安打に輝いた男が初の2冠取りも視野に入ってきた。

 今年11月に35歳を迎える。近年は周囲から「もう年だから」「今がピークでそろそろ下降線をたどるのでは」との声も耳に入るようになってきたが、大島と親しい関係者は「本人は全然そんなことを思っていないし、そうした声を見返してやろうと思っている。40歳を過ぎても技術はもちろん体力だって若手に全然負けない自負を持っているし、まだまだここから進化するだけのポテンシャルのある大島は本当に化け物だよ」と力説する。

 後輩たちは身をもって大島のすごさを知っているのだろう。オフの自主トレをともにする弟子である高橋もそう。昨季は自身初のゴールデン・グラブ賞、ベストナインを受賞し、今季もここまでリーグ6位の打率3割1分3厘と初の3割超えも見えているが、前出関係者は「そんな高橋でさえ、大島のやっているトレーニングのレベルにまで、まだ全然追いついていない」と言う。

 結果を出し続けるベテランは頼もしい限り。この調子だと今オフは「大島組」の門下生がさらに増えるかもしれない。