ソフトバンクが17日の楽天戦(ペイペイ)に5―0で快勝。今季最長の7連勝で2位・ロッテとのゲーム差を4・5に広げた。

 スコア以上に強い勝ち方だった。投打ともに楽天を圧倒。これで対戦成績は14勝9敗となった。

 特に目立つのがリーグ最強打者でもある〝浅村封じ〟だ。浅村のトータルの成績は打率2割8分7厘、31本塁打、96打点。これがソフトバンク戦になると、打率1割8分3厘、3本塁打、11打点と大きく下がる。この日は2四球で出塁こそさせたが、実に24打席にわたりヒットを許していない。

 工藤監督は「主軸に仕事をさせてしまうと、どうしても失点がかさんできますし、時には大量失点につながるところもある。そこをしっかり抑えることが最少失点であったり、今日のように0でということにつながっていると思う。バッテリーでミーティングをして、どうすべきかということが、しっかりできてるんだと思います」と語り、文句なしの結果を出しているバッテリーをたたえた。