与田竜の絶対的守護神R・マルティネス 昨季イマイチだった原因は元同僚ロドリゲスの存在

2020年10月17日 06時16分

広島戦で20セーブ目を挙げたR・マルティネス(顔写真は中日時代のジョエリー・ロドリゲス)

 すっかり絶対的守護神の風格を漂わせてきた。中日は16日の広島戦(マツダ)で8―3の9回に5番手の藤嶋が鈴木の3ランで2点差に迫られ、ライデル・マルティネス投手(23)が緊急登板。きっちりと火消ししてリーグトップタイの20セーブ目を挙げた。チームは今季初の6連勝。貯金4は与田政権2年目で初めてだ。

 今季の開幕当初に守護神を務めたのは岡田だったが、不安定な投球を露呈。7月中旬以降はR・マルティネスが務め、ここまで39試合に登板し、2勝0敗、防御率1・15と抜群の安定感を誇る。昨季は守護神が取っ換え引っ換えで、R・マルティネスも任されたが、43試合の登板で1勝4敗8セーブ、14ホールド、防御率2・66の成績で定着できなかった。

 それが一転して安定感が出てきた背景には、昨季の最優秀中継ぎ投手で元同僚のジョエリー・ロドリゲス(現レンジャーズ)の存在があったようだ。チーム事情に詳しい関係者は「ライデルは去年から投げているボールは一級品だったけど、ハートが弱かった。ロドリゲスがすごすぎて自分もそれ以上に頑張ろうと気合が入りすぎて空回りしているところがあった。今年はそういった余計なことを考えずに自分が一番なんだと思って堂々とマウンドに立って結果を残している」と言う。

 いつでも平常心を保てている様子は「いつも同じコメントになってしまうが、チームがリードしているところで投げさせてもらっているので、勝利で終われるようにしていきたい」との談話にも表れている。

 中日は6回終了時にリードした展開で33連勝。福、祖父江を含めた勝利の方程式は頼もしさを増している。