〝恩返し勝利〟とはいかなかった。ヤクルトの歳内宏明投手(27)が16日の阪神戦(甲子園)に先発し、5回途中8安打2失点。昨年まで所属した古巣のチームメート相手に白星を挙げることはできなかった。

 4回に先頭・大山に三塁打されるなどして一死一、三塁のピンチを背負うと、梅野に適時二塁打を浴びて先制を許した。

 5回は一死から糸原、糸井の連打で一、二塁とされ大山の適時打で2点目を失い、2番手の梅野と交代した。