阪神・大山悠輔内野手(25)が16日のヤクルト戦(甲子園)の5回に3打席連続安打となる左前適時打をマーク。チームに貴重な追加点をもたらすとともに、この時点で今季71打点とし、セ・打点王争い3位タイに浮上した。(トップは巨人・岡本の78打点)。

 初回に遊撃への内野安打。4回には先頭打者として右翼線への三塁打を放った大山は、もっか本塁打王争いセ・トップ。この日も着実に打点を稼ぎ、2冠獲得もいよいよ現実味を帯びてきた。

「追加点が欲しい場面だったので、ランナーを返したいという気持ちだけでした」と振り返った背番号3は、打率も気が付けば3割目前の2割9分5厘にまで上昇。虎の主砲として、その頼もしさは日に日に増す一方だ。