巨人・原監督「どういう評価をするんだろうね」 背信5失点のサンチェス突き放す

2020年10月16日 00時05分

サンチェスと捕手の小林(左)を同時に交代させた原監督

 巨人・原辰徳監督(62)が15日の広島戦(東京ドーム)で4点のリードを守れず、6回途中5失点KOされた先発サンチェスを突き放した。

 右腕の乱調を救援陣5人による無失点継投でカバー。何とか延長10回5―5で引き分け、マジックも8となった。

 リーグ2連覇に向け前進するも指揮官は先発右腕について「そうですねえ、まあ。サンチェスに聞いて。どういう評価をするんだろうね。へっへっへ」と回答自体を避けた。

 まさに自分で考えろと言わんばかり。指揮官の怒りを肌で感じた宮本投手チーフコーチも「ローテーションピッチャーとして4点リードというのは守ってくれないとね」と〝ダメ出し〟すると「点の取られ方も簡単に取られてしまうんですよね。その辺、もう少し考えてもらわないと。もう少しこうピッチングに粘りって欲しいよね。簡単にスコーンと打たれるんじゃなくて何か粘り。粘って粘って。そのあたりは私としては物足りなさは感じますね。正直ね」と手厳しかった。

 そこには登板過多となっているリリーフ陣への思いがある。「今日なんか高梨を3連投させてしまった。そういうのも先発ピッチャーとしての責任を彼(サンチェス)は感じて欲しいなと思います」と自覚を求めた。

 イニングまたぎで好投した2番手・大江について聞かれても「彼の投球は(カウント)3―2になっても最後は抑える。そういう粘りをサンチェスも持ってもらいたいなと思うしね。ワンストライクでスコーンとストレートを投げて、ホームランというのもいかがなものかと思うしね」と自然とサンチェスの話に変わっていた。

 もちろん宮本コーチの厳しい言葉は今季7勝(3敗)を挙げているサンチェスへの期待の裏返しでもある。首脳陣からの苦言を右腕が次の投球にどう生かすのか注目だ。