早々に〝ビッグイニング〟を作った。楽天が15日のロッテ戦(ZOZOマリン)で序盤の2回、連打で大量点を奪った。相手先発の左腕・小島を攻め、まず二死満塁からルーキー・小深田大翔内野手(25)の右翼への適時打二塁打で2点を先取。さらに二死二、三塁から鈴木大地内野手(31)も左翼線への適時打を放ち、この回で一挙4得点とリードを広げた。 

 貴重な先制打が6試合連続安打となったルーキーは「打ったのはストレートです。インコースのボールにつまりましたけど、しっかり最後まで振りきれました。先制できてよかったです」と笑顔でコメント。一方、4得点目の適時打を古巣相手に決めた鈴木大も「打ったのはカットボールです。コブ(小深田)がつないでくれたのでその勢いに乗って打つことができました。絶対に勝ちます」と淡々と振り返っていた。