巨人・原監督 6年ぶりカープ戦勝ち越しにも塩コメント「そうですか。あ、そうですか」

2020年10月14日 22時33分

広島戦勝ち越しを決めた原監督は帽子を取ってファンにあいさつ

 巨人は14日の広島戦(東京ドーム)に6―1で快勝。6年ぶりに同カードの勝ち越しも決め、優勝マジックを2つ減らして9とした。

 いよいよV2が間近に迫ってきた。左ヒジの故障で出遅れ、今季初登板初先発となった2年目の高橋が5回1失点の好投。1―1の2回には二死一塁から自らの適時三塁打で勝ち越し、424日ぶりの白星を手にした。

 これには「まさか打てると思っていなかった」と本人もビックリだったが、高橋よりも目を丸くしたのが原監督だった。まずは投球内容を「少し球数(77球)は考えていたんですけれども、非常にいいピッチングをしてくれました。押すところは押せるしね。もう少しスライダー、カーブ…あのへんのキレ、精度が上がってくればチェンジアップも有効になってくる」と評価し、まさかの一打には「本人が一番驚いたって? でも、宮本(投手チーフ)コーチと僕の方がもっと驚いたって。(高橋は)3番目だって」と口も滑らかだった。

 2015年から5年連続で負け越しの憂き目に遭ってきた広島との対戦成績を12勝7敗1分けとし、ついに負の歴史にピリオドを打った。これだけの煮え湯を飲まされ続けたのだから、指揮官の喜びもひとしおと思いきや…。報道陣から6年ぶりの勝ち越しについて質問が及ぶと「そうですか。あ、そうですか。それは…いいですね。はい。それは。それが目標ではないから」と一転して口が重くなった。

 あくまでも目指すはリーグ連覇であり、日本一奪回。この日は阪神が中日に完封負けして、優勝マジックもひと桁台に突入した。それでも指揮官は「順調にきていると思います。しかし、まだまだ」と慎重な姿勢を崩そうとはしなかったが、歓喜の瞬間は着実に近づいている。