阪神ドラ2・井上はほろ苦い初陣「一つひとつのレベルが高かった」

2020年10月14日 21時46分

8回、空振り三振に倒れる井上

 これも〝プロの洗礼〟か。阪神のドラフト2位ルーキー・井上広大外野手(19)が14日の中日戦(ナゴヤドーム)でプロ初の一軍昇格と「7番・右翼」でのスタメン出場を果たした。27イニング連続無失点と絶好調でこの日に臨んだ相手先発・大野雄の前に空振り三振2つに一ゴロで3打数無安打。防御率1・92でリーグトップに立った屈指の左腕に手玉に取られ、ほろ苦い初陣となった。

 試合前には主砲・大山から「小さくならないように」とのアドバイスを受けたという。ウエスタン・リーグでトップの8本塁打、32打点の成績を買われての昇格だったが「(一軍は)一つひとつのレベルが高かった。日頃の練習から、もっと上のレベルを目指さねばならないと思いました。自分がバットを振るところにはボールが来なかった。低め低めに集められて同じような空振りをしてしまった」と初舞台を振り返った。

 矢野監督は「わかりやすいところで言えば本塁打、打点を周囲は彼に期待するかもしれない。でも俺としては、チームとして大事にしている全力疾走とかも意識してくれればなと思う。将来的に本塁打王になっても『凡退してもすごいよな』と思わせるような、スケールの大きな選手になってほしい」と井上の成長に期待を寄せた。