巨人の新助っ人、ヘラルド・パーラ外野手(33)が右ヒザの治療を受けるため、米国へ帰国することが決まった。球団が14日に正式発表した。

 パーラは8月中旬に右ヒザを痛め、その後は一軍昇格と再調整を繰り返し、前日13日に3度目の抹消となった。近日中に自宅のある米国に戻り、病院で治療を受けることとなった。本来は首脳陣から主砲・岡本の直後を打つ5番を期待されたが、調子が安定せず、出場47試合で打率2割6分7厘、4本塁打、13打点の成績だった。

 本人は球団を通じて「右ヒザが良くない状態が続いていました。100パーセントの状態でプレーできるよう、治療に専念します。また戦力として復帰し、日本のファンの皆さんに全力プレーをお見せしたいと思っています」と思いを伝えた。

 昨年はナショナルズの世界一に貢献し、パーラの登場時にファンの間で大流行した「シャーク・ダンス」はG党にもすっかりおなじみとなっていたが…。今季中の復帰は極めて厳しい状況となった。