ソフトバンク・千賀の〝代役〟笠谷でオリックス・山本由伸撃破! 劇勝の2位ロッテに重圧

2020年10月14日 01時42分

大役を果たしたソフトバンク・笠谷

 首位ソフトバンクは13日のオリックス戦(京セラ)に2―0の零封勝ち。投手陣が2試合連続で無失点リレーを決めると、鷹の韋駄天・周東佑京内野手(24)が殊勲打を放って、3連勝に貢献した。千葉で2位ロッテが劇的なサヨナラ勝ちを収めた裏で、鷹も大阪で価値ある1勝を手にした。

 球界屈指の右腕・山本由伸投手(22)とは今季6度目の対決で、直近2試合はともに7回無失点と打線が沈黙していた。そんな難敵を打ち砕いたのは、打撃開眼中の周東。3回一死一塁、149キロのツーシームを仕留めて先制の適時三塁打を放った。「甘い球を1球でしっかり捉えることができた」。山本が継続していた連続無失点を31イニングで止める一打だった。

 野球ファンが注目する「エース対決」が幻となったゲームでもあった。本来、ソフトバンクの先発は14週連続で「週頭の火曜日」を託されてきた千賀滉大投手(27)のはずだった。だが、この日の先発はオープナー起用の6年目左腕・笠谷俊介投手(23)。鷹首脳陣が最終盤を見据え、エースのコンディションを考慮して登板間隔を1日ずらす措置を取ったためだった。代役の笠谷は見事5回1安打無失点。経験豊富な救援陣が得点を許さず、左腕は3勝目を手にした。千賀を14日の登板に回して、難攻不落の山本を沈めた価値は大きかった。

 最下位オリックスとの残り2試合を千賀―石川で確実に取る――。2ゲーム差で粘る宿敵ロッテに、大阪から重圧をかける。