阪神・藤浪晋太郎投手(26)が13日の中日戦(ナゴヤドーム)の7回に登板した。敵地ながら大歓声で迎えられると、先頭の大島に対し、この日も160キロの直球で観客をどよめかせた。二死を取り、3人目のアルモンテのところでついに自己最速、球団最速タイの161キロを叩き出した。

 1イニングを危なげなく三者凡退に片付けた藤浪は「相手の流れを断ち切りたいと思いながら投げました。結果的に3人で抑えることができてよかったです」とコメント。リリーフに転向後、日に日に自信と貫録を感じさせており、存在感は大きくなるばかりだ。