楽天の命運分けるMH6連戦 脳裏よぎるのは…〝監督解任〟招いた昨季の悪夢

2020年10月13日 06時15分

正念場を迎えた楽天・三木監督(右)と石井GM

 パ・リーグ3位の楽天が生き残りをかけた正念場を迎える。13日から2位・ロッテと3連戦(ZOZOマリン)、16日からは首位・ソフトバンクとの3連戦(ペイペイドーム)に臨む。

 12日現在でソフトバンクと7ゲーム差、ロッテとは5差。しかも4位の西武とわずか1・5差しかない。ただ、上位2チームとの6連戦は一気に差を縮めるラストチャンスで「何がなんでも全部勝つ」と燃えに燃えている。

 その一方で「昨季の悪夢」も脳裏をよぎる。昨年は同じく3位で終盤の9月上旬に上位2チームとの6連戦を迎えたが、同3日から首位・ソフトバンク3連戦に3連敗、続く同6日から2位・西武との3連戦も1勝2敗と負け越した。まさかの1勝5敗で逆転Vの望みも絶たれ、最終的には2位の座も逃した経緯がある。

 今季はCSに出場できるのも2位まで。そのため球団周辺では「理想は6戦全勝。最低でも去年と逆の数字の5勝1敗でいかないと厳しい」との分析が大勢を占める。

 しかも、昨季はこの終盤の上位との6連戦で大きく負け越したことも引き金となって、当時の平石監督(現ソフトバンク打撃兼野手総合コーチ)が後に事実上の〝解任〟になった。球団内からも「シーズン前半まで首位争いをしながら、中盤以降に失速した流れは今季と酷似している。次の上位6連戦は二の舞いを演じることだけは避け、何とか奇跡を起こしてほしい」との声が飛び交う。

 楽天が昨季のトラウマを払拭し、ミラクルを成し遂げられるか。