巨人・村田のド派手歓迎会計画にビビる井端

2014年01月24日 20時00分

“禁酒”を心がけている井端だが…

 巨人・村田修一新選手会長(33)が22日、今季新加入した選手のために歓迎会を企画していることを明かした。日本一奪回へチームが一丸となる絶好の機会だが、この粋な計らいに戦々恐々としている男がいる。中日から移籍した井端弘和内野手(38)だ。実は昨年出場したワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で目撃したG戦士たちの“ある光景”が、ベテランの脳裏に強く焼き付いているのだという。

 

 さすがは“男”だ。今季から選手会長に就任した村田が早速、動いた。会長としての初仕事について「今年は井端さんや片岡が新しく入ってきたので、宮崎へ入ったら、まずは野手陣として食事をしたいと思っています」と真っ先に“歓迎会プラン”を挙げた。

 

「今まで他球団にいた選手ですし、どんな考え方をしているのか知りたい。それは会話してみないとわからないですからね」とまずはキャンプ前にそれぞれと個人的な食事会を開く一方、野手陣全体でもド派手な歓迎会開催を企画しているという。

 

 村田が横浜(現DeNA)から移籍した際には、阿部や内海に同じように歓迎会を開いてもらった。「それでうまく溶け込めたところもあった。(井端や片岡とも)うまくコミュニケーションが取れたらいい」と、チームの団結が深まることを期待した。

 

 ところが…。村田の話をジャイアンツ球場で聞いた井端は「ありがたいですね」と感謝しつつ、口の端に苦笑いを浮かべた。もちろん、選手会長の気遣いがうれしくないわけがない。実はその半面、屈指の酒豪が揃う巨人で「酒を飲まない自分がなじめるか」と不安を感じているというのだ。

 

「長野や坂本がすごい飲むのは知っているんだけど…」という井端が“恐怖”を感じたのは、昨年のWBC宮崎合宿中の決起集会だった。主役は巨人の代表選手だ。コールに応えて焼酎ビンを飲み干す長野、大勢の後輩を相手に最後までケロリとしていた村田。その横で黙々と飲み続ける阿部…。中日の主力は飲まない選手ばかりだっただけに、その光景に圧倒された。

 

 井端自身も飲めないわけではないのだが、数年前の故障をきっかけに「引退するまでは飲まないようにしている」という。そんな先輩に無理やり酒を勧める選手など、いくら巨人でもいないはずだが…。新天地に臨む百戦錬磨のベテランの悩みは、こんな意外なところにあった。