楽天・岸が7回途中1失点の好投で今季3勝目「きょう勝たないとダメだなと」

2020年10月08日 22時12分

 楽天・岸孝之投手(35)が8日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発し、6回2/3を4安打2四球1失点でまとめ、今季3勝目を挙げた。チームは4―1で勝利し、貯金1。

 立ち上がりから低めにボールを集め、相手打線に的を絞らせなかった。4点のリードをもらった直後の4回に先頭からの2連打で1点を返されたが、今季最多となる124球の熱投で勝利を手繰り寄せた。

 試合後のヒーローインタビューでは「今日勝たないとダメだなという思いだった。何とかゲームを作って援護を待とうかなという気持ちだった。味方が点を取ってくれてから、だいぶピンチを作ったが、そこを何とか1点に抑えられたところが大きい」と淡々と振り返った。

 今季は春先に腰を痛めた影響から一軍合流が大幅に遅れた。7月中旬から再び約2か月にわたって戦列を離れるなど不本意なシーズンとなっている。それでも再合流後は2勝目を挙げた9月20日・ソフトバンク戦(ペイペイドーム)から3試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責3点以内)を達成。岸自身も「自分の納得できるボールが投げられている」と手応えを感じている。

 首位・ソフトバンクと6・5ゲーム差、2位・ロッテとも5・5差ながら、まだ数字の上では可能性が残されている。今季負けなしのベテラン右腕は「まだまだ諦めない。みんなで戦っていきたいと思う」と力強い言葉で締めた。