巨人・丸 コロナ禍でも絶好調は〝セルフ外禁〟が奏功か

2020年10月08日 05時15分

丸はベンチでミニ〝丸ポーズ〟

 阪神、ロッテと新型コロナウイルスの集団感染が続き〝球界アラート〟は最高潮に達している。セ首位を走る巨人でもこれまで以上に感染防止策に注意が払われる中、どこ吹く風と絶好調なのが丸佳浩外野手(31)だ。そこにはコロナ禍でも去年とまったく変わらない「鉄板ルーティン」があった。

 10連戦9戦目となった7日のDeNA戦(東京ドーム)で、丸は4回に2戦連発となる勝ち越しの20号ソロを放った。5年連続となる大台に「浮いてきた変化球をしっかりと捉えることができました。勝ち越せたことが良かったです」と笑顔を見せた背番号8に、原監督も「うん、すごい打球…。素晴らしいですね」と目を見張った。

 試合こそ先発・田口が6回に2被弾で5失点KOされ3―6で敗れたものの、阪神が敗れマジックは15と順調に消化。この日の2安打で10月は23打数9安打で打率3割9分1厘、3本塁打、7打点と絶好調の丸がチームをけん引している。 

 そこにはコロナ禍でもストレスフリーの「丸流過ごし方」があった。巨人はオープン戦中の3月2日の札幌遠征から早々と外出禁止を決断すると、開幕後も宿泊先からの不要な外出や外食を取りやめている。

 そんななか「自分は普段も(外に)出ないので」と丸はひとりケロリとしている。巨人1年目となった昨季も遠征先ではほとんど外食に出ず。「外とか行かないですね。(試合後は)体の治療していますからね。治療が終わったら皆、出ちゃった後だし、タイミング的に…。となるとホテルですね」と自主的な〝外出禁止〟状態だったという。

 遠征中の余暇は体のケアに加え、趣味のゲームや読書に費やす。過密日程で坂本や岡本がコンディション不良でスタメンを外れる中、丸だけが代役4番を務めるなど昨季からの全試合出場を継続中。「監督が考慮して試合の途中で交代してくれる時もありますし、試合前(全体練習なしの)ショーアンドゴーで選手のコンディションを優先してくれているので、選手はこういった過密日程の中でもある程度、ちゃんとしたコンディションを保っていられる」と原監督に感謝する。

 その一方で試合後の個人的なケアは「それは特別、こういうスケジュールだから余計にとかないです。普段どおり。例年と変わらずいつもどおりトレーナーの方にいろいろとケアしてもらってますし、変わらないですね」(丸)と〝不変〟だという。

 思わぬ形で時代を先取りした格好となったが…。チームのV2、丸自身としてのリーグ5連覇は、もう時間の問題だ。