巨人・丸が存在感示す5年連続20号 確信特大弾の裏に入念準備

2020年10月07日 21時54分

20号本塁打の丸は確信のバット投げ

 巨人のFA砲・丸佳浩外野手(31)が、7日のDeNA戦(東京ドーム)で2試合連続となる一発を放ち、古巣・広島時代から続く5年連続の20号本塁打をマークした。

 通過点でもあり、一つの区切りでもある貫禄の一打。丸は淡々と「それよりも勝ち越せたことが良かったです」と試合中のコメントは極めてクールだった。

 しかし、その一発はインパクト大だった。1―1で迎えた4回一死走者なしの場面。DeNA先発・平田の内角カットボールで上体を起こされてからの2球目、外角の落ち切らないフォークボールをドンピシャのタイミングで振り抜いた。

〝打った瞬間〟の手応えを得た丸は打球の行方を追うのを途中でやめ、バットをポーンと放り投げ一塁へ走りだした。「浮いてきた変化球をしっかりと捉えることができました」と右中間スタンド最深部への勝ち越し弾となった。

 試合前の練習で一番大事にしているのはセンター方向への打球とタイミングの取り方だ。「しっかりとセンター方向に打ち返すというところ。それと同時にタイミング。遅らせてというよりは早めに取った中でセンター方向に打っていくというのが一番大事にしていることですね」。この日は坂本がベンチスタートなったが、丸は元気はつらつ。これで10月は7試合で3発と入念な準備の繰り返しが好結果を生んでいる。

 試合は先発左腕・田口が6回に4失点を喫し逆転を許し、無念にも「空砲」となったがそれでも優勝に一歩ずつ近づいている原巨人。マジックは「15」となった。キング取りにばく進する岡本、2000安打が迫る坂本ばかりに注目が集まるが、背番号8も忘れてはならない。