楽天・浅村がパ打者部門で9月度・月間MVP「取れると思っていなかったのでびっくり」

2020年10月07日 13時12分

月間MVPに選ばれた楽天・浅村(楽天野球団提供)

 NPB(日本野球機構)は7日、プロ野球の9月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表し、パ・リーグの打者部門で楽天・浅村栄斗内野手(29)が通算4度目の受賞。2016年8月度以来、約4年ぶりの栄冠となった。

 9月は10本塁打(リーグトップ)、21打点(リーグトップタイ)をマーク。打撃2部門でトップに輝いた。

 札幌市内でオンラインによる受賞会見に臨んだ浅村は「まさか自分が選ばれると思っていなかったので素直に嬉しいです」とコメント。その後も謙虚に「成績を見て正直、本当に取れると思っていなかったのでびっくりしている」と続けた。

 9月22日の2位・ロッテ戦(楽天生命)では自身初となる1試合3本塁打を叩き出すなど4安打7打点でチームを勝利に導いた。

「あの試合はロッテとの大事な(3連戦の)試合の初戦。自分の中で気持ちが入っていた。何としてでも勝たなきゃいけないという試合で打てたのは良かった。(このカードの)ロッテ3連戦をすべて勝てたことは嬉しかった」と振り返った。

 だが「ホームランと打点はチームにとって貢献できる一打を打てたのかなと思う」としながら、その一方で「自分の中で打率は満足いく成績ではない」と厳しい自己分析も向けた。9月は96打数26安打で月間打率2割7分1厘。9月25日から今月2日のオリックス戦(京セラ)の第2打席まで28打席連続で安打が出なかった影響もあり、リーグ12位の成績に終わった。

「9月の半ばぐらいまで調子が良くてチームのためにチームの勝ちにつながる一打が出ていたが、後半失速してしまった」。
 それでも9月の打撃爆発が大きくモノを言い、シーズン通算の個人成績は6日現在でリーグトップの29本塁打、打点も29としてリーグ2位につけ、個人タイトル2冠達成を十分狙える位置にいる。

 浅村は「(タイトルは)取りたい気持ちもあるが、やっぱりチームが勝つ中でついてきたら嬉しいというぐらい。もう負けられないので、上位でも下位でも相手に勝たなきゃいけない。ここ最近、ずっと足を引っ張っていたので1日1本を目標に勝つことだけを意識したい」とフォア・ザ・チームを強調し、主砲としてラストスパートを誓っていた。