コンディション不良のため三軍でリハビリ調整していた広島・西川龍馬内野手(26)が6日、ウエスタン・リーグの中日戦(由宇)で実戦復帰した。「3番・中堅」でスタメン出場し、プロ通算90勝の相手先発・吉見と対戦。初回の第1打席ではファウルで粘った末に四球で出塁し、3回の第2打席は二ゴロ。6回の第3打席で再び四球を選び、代走を送られて退いた。

 中堅守備も難なくこなした西川は「球は思ったよりも見られたので悪い感じはなかった。甘い球を仕留められずファウルにすることもあったので、そこを仕留められるようにしたい」と汗を拭った。今後については「一軍の残り試合数も少ないので、できるだけ早く上がれるように状態を上げていきたい」と早期復帰に意欲をのぞかせた。