NPB・斉藤コミッショナー 球界のコロナ感染拡大憂慮も「流れは経済活動の活性化」

2020年10月05日 13時02分

NPB・斉藤惇コミッショナー

 日本野球機構(NPB)とJリーグが合同で設立した「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第17回会合が5日、Web会議システムにて実施された。

 プロ野球では9月下旬に阪神の糸原、岩貞ら選手5人と一軍スタッフの計9人の感染が判明。ロッテも4日、岩下と一軍チームスタッフ1人がPCR検査を受診し、ともに新型コロナウイルス陽性と診断されたと発表した。こうした背景も踏まえた上で同会議では3人の専門家チームに加え、疫学専門の地域アドバイザー2人も参加し、明確な感染経路等の解析を早急に行っていく方針が確認された。

 会議終了後のオンライン合同会見にJリーグの村井チェアマンらとともに出席したNPBの斉藤惇コミッショナー(80)は冒頭で「野球のほうはちょっと残念ながら選手、関係者がこのところ複数の感染者が数チームで発生した。リーグ戦の中断というような事態には陥らなかったということは不幸中の幸いだったと思っている」とコメント。

 その後は「やむを得ないというのは当然なのだが、経済と人間の生活とウイルスのバランス、新内閣の方針はどちらかというと流れは経済活動の活性化があるように思う。いくつかの〝Go To シリーズ〟も促進されている。それはそれで受け入れていくほうがいいと思うが、どうしてもやはりウイルスは人が動いたり、接触したりすると感染者数が上がってくる。ますます、このウイルスの力というものを感じざるを得ない。そこをどうやって抑え込むか。どうやって現実の興行やスポーツを遂行していくか。気を引き締めながら、30試合を切ってきたところなので11月末(の全日程終了)に向かって取り組んでいきたい」と続けた。