別人登場の次は交錯…巨人・元木ヘッド〝珍プレー〟の連続「みっともない」

2020年10月03日 19時45分

デラロサでなく中川を乗せていたため、再びブルペンに戻るリリーフカー

 巨人は3日の阪神戦(甲子園)に7―4で勝利したが、最終回のドタバタ劇で歯切れの悪い結末となった。

 大量7点リードで迎えた9回。5番手・堀岡と宮国が二死しか奪えずに計4点を献上し、3点差に迫られたところで原監督は守護神・デラロサへの交代を決断した。場内にも「デラロサ」の名前がアナウンスされたが、リリーフカーで現れたのはなぜか中川だった。左腕はマウンドに上がることなく、そのままベンチ裏へと引き揚げたが、何が起きたのか…。

 指揮官は「僕と宮本(投手チーフコーチ)の間では意思疎通はできていたんだけど、その次に送った人が『中川』って言ったみたい。中川には罪はない。むしろベンチが悪い」と説明した。ベンチの伝達ミスが原因だったわけだが、阪神の猛追にバタついた印象を残す格好となった。

 そんな中、迎えたゲームセットの瞬間も珍しい光景に…。デラロサの3球目を打ち上げた北條の打球はマウンドから三塁側への飛球。捕球体勢に入っていた三塁手の田中俊に、一塁手のウレーニャが突っ込む形で交錯した。あわや落球かとも思われたが、田中俊が倒れ込みながら辛うじて右腕と右脇の間に挟んでどうにか〝キャッチ〟。審判団が集まって協議した末に、正式にアウトと判定された。

 こうした隙を許さないのが、元木ヘッドコーチだ。ベンチの伝達ミスには「ああいうミスはいけないこと」とすると、交錯プレーにも「声を掛け合っていかないと。ウレーニャも張り切る気持ちも分かるけど、あれはサードボールだし。基本通りやらないといけない。落とす、落とさないじゃない。みっともないよ」とピシャリ。どんなに首位を独走していようが、チームの引き締めを忘れることはなかった。