2位・ロッテが3日の西武戦(ZOZOマリン)に6―3と逆転勝ち。今季25度目の逆転勝利で今季50勝(39敗2分け)に到達した。
 
 勝利を呼び込んだのは0―3の6回に同点となる4号3ランを叩き込み、続く7回の守備で源田の左翼線飛球をダイビングキャッチし試合のゲームチェンジャーとなった福田秀。そして、決めたのは若干21歳で4番を任されてきた安田による6号勝ち越し3ランだった。

 勝利投手となった唐川とともにお立ち台に上がった2人は「安田が四球を選んで(井上)晴哉がしっかりつないでくれたのでボクも次につなげようと思った。(3ランは)うまく(バットに)引っ掛かって最高の結果になってくれた」(福田秀)、「監督からは『外野フライでいいから気楽に行け』と言われた。(3ランは)何とか抜けてくれと。最高の結果になってよかった。打席に入る前、(福田)秀平さんに『ひるんだら負けやぞ!』と言われたんで気合いを入れて行きました」(安田)とコメント。
 
 ソフトバンク時代から評価される、その意外性と〝隠れたリーダーシップ〟で4番修行中の安田のメンタルを支えた福田秀のチームプレーが光る逆転劇だった。