ソフトバンク・川島「彼を助けるのは我々」 バレンティン復活へ〝男気〟

2020年10月03日 05時15分

ソフトバンク・バレンティン(左)と川島

 陰のキーマンがバレ砲を復活に導けるか。ソフトバンクが2日の日本ハム戦(ペイペイドーム)に7―5で快勝。敗れた2位・ロッテとのゲーム差を2に広げた。

 デスパイネが右ヒザ痛で1日に出場選手登録を抹消され、この日に昇格したのがバレンティンだった。移籍1年目の今季は打率1割台に低迷。二軍戦でも打率1割6分3厘、1本塁打、7打点と苦しんでいた。二軍には打率3割4分2厘の内川も控えている中での選択に、工藤監督は「デスパイネのポジションと同じように期待できる選手をという意見もあったので、今回はバレンティンとなりました。少しずつ良くなっていると聞いている」と説明した。

 起用に応えたいところだったが復帰初戦は「6番・DH」で先発出場するも4タコ。ただ、気持ちの面が打撃に反映するともいわれる助っ人だけに〝川島効果〟が復調のきっかけにつながるとの期待もある。新天地での二軍生活に「気持ちに寄り添える存在がいれば」とも指摘され「今は一軍と二軍だが、やっぱり(川島)慶三しかいないだろう」(チーム関係者)との声も出ていた。

 2人はヤクルトでも同じ釜の飯を食べた親しい間柄。川島はバレンティンの移籍に際して自身の背番号4を譲っている。この日の試合前の円陣では「『幸せはお金で買えない』と言ったけど、その件に関してはホント、違うから。家族と会いたい! 以上」とバレの気持ちを代弁。古巣のユニホーム写真を使って「幸せは――」と添えたため波紋を呼んだSNS投稿について意図を改めて説明してみせた。

 プロ初の4番に抜てきされて先制打も放った川島は「今はネット社会なんで言う人は言う。彼を助けるのは我々ですし、やりやすい環境をつくって、やってもらいたい。絶対必要ですし」と力を込めた。次はシーズン60発男が本領発揮をする番だ。