西勇「絶対に勝つという気持ち」虎エースの意地で9年連続G戦負け越し阻止

2020年10月02日 22時34分

8回1失点の西は笑顔でファンに手を振る

 阪神がエースと主軸の活躍で首位独走中の巨人を4―1で下した。

 この日の試合前まで対戦成績4勝12敗、負ければ対巨人戦9年連続負け越しが決定する中、先発・西勇輝投手(29)が「絶対に勝つという気持ちと、なるべく長いイニングを投げるつもりで」と巨人打線を8回まで1失点。対巨人戦3勝目となる相性の良さを見せつけ、今季8勝目を飾った。

 攻撃陣も2回には和製大砲・大山悠輔内野手(25)が「しっかりと自分のスイングをしようと思っていた」と、巨人先発・今村から23号弾先制弾を放ち「1本1本、頑張ります」と巨人の4番・岡本に1本差に迫る一撃でエースを盛り立てた。

 投打の役者が奮起しての対巨人4連戦初戦の勝利に矢野燿大監督(51)も「僕らは1個1個(勝利を)取っていくしかない。そういう気持ちをみんなが出してくれた」と振り返り、理想的な試合運びとなった。

 今季最多の1万5109人がスタンドに詰め掛けた伝統の一戦。わずかに可能性の残る逆転優勝にむけ「4戦全勝」が絶対条件のなかで、ひとまずは〝望み〟をつないだ。