ロッテ・澤村を一発で打ち砕いた西武・メヒア 辻監督脱帽「あそこまで飛ばせるのはメヒアだけ」

2020年10月02日 22時33分

豪快なスイングで試合を決めた西武・メヒア

 西武が延長10回までもつれた2日のロッテ戦(ZOZOマリン)にエルネスト・メヒア内野手(34)の10号決勝弾で1―0の勝利。相性のいいこのカードの対戦成績を12勝6敗とした。残り32試合で首位・ソフトバンクに8ゲーム差、2位・ロッテには6ゲーム差としている。

 延長10回、ここまで神がかり的な好投を続けてきた3番手・澤村の150キロを打ち砕き、レフトスタンドに叩き込んだ。辻監督が「見事だったね。あの球をあそこまで飛ばせるのはメヒアしかいない」とうなる値千金の一撃だった。

 ひと振りでチームを救ったメヒアは「チームが必要な時に勝ち越しにつながる本塁打を打ててよかった。3年ぶりの2桁弾? その数字は意識していない。それよりも(今季は)ラインナップに自分の名前を戻し毎日ゲームに出ていることが重要。信頼して使ってくれている監督、コーチに感謝している」と感慨深げ。

 3年総額15億円(推定)契約を結んだばかりの2017年シーズン、「メヒアより打ってそのポジションを奪う」と台頭してきた山川にその宣言通り「控え」に追いやられ、試合に出られないストレスを抱えながらも〝チームプレーヤー〟に徹してきた。しかし、今季はそのライバル・山川の大不振で「4番・一塁」に返り咲きポイントになる場面でインパクトを残してきた。

 昨オフは本気で移籍を考えていたメヒアだが、7年の在籍でチームメートとの気心も知れた西武との相性はやはり抜群のようだ。