早期降板にベンチで肩を落とした。ヤクルトの高梨裕稔投手(29)が2日の広島戦(神宮)に先発し、2回3安打2失点と今季自己最短でKOされた。

 立ち上がりから波に乗れなかった。初回に先頭・大盛にいきなり四球。田中広の振り逃げなどで無死一、三塁とピンチを背負うと、鈴木誠の左前適時打であっさりと先制を許す。何とか二死満塁まで持ち込むも、堂林の適時内野安打で2点目を失った。2回は無失点で切り抜けて、2回の打席にも立ったが、3回から2番手のクックと交代した。