幸先のいいスタートを切った。前日1日に最下位に転落した広島は2日、5位のヤクルトと対戦。すると初回に先頭・大盛が四球で出塁。田中広の打席で大盛は二盗を決めた。ヤクルト先発の高梨が田中広への3球目に暴投。この間に打者・田中広が振り逃げ、二走の大盛は三塁へと走った。無死一、三塁で鈴木誠がカウント1―1で高梨の129キロ・フォークを左前適時打として先制する。

 さらに二死満塁で堂林が放った打球は高くはずみ、適時内野安打で2点目を加えた。鈴木誠は「走者をかえすことができて良かったです」と話し、堂林は「点につながって良かったです」と語った。