〝ヤクルトユニ投稿騒動〟の鷹バレンティンが緊急一軍昇格! デスパ離脱で白羽の矢

2020年10月02日 03時00分

一軍昇格が決まったバレンティン。騒動を跳ね返せるか

 ソフトバンクの〝お騒がせ男〟が救世主となるか。ウラディミール・バレンティン外野手(36)が2日の日本ハム戦(ペイペイ)から一軍昇格することが1日、分かった。中軸を担うアルフレド・デスパイネ外野手(34)が古傷の右ひざ痛を発症し、出場選手登録を外れたため。シーズン佳境でキューバの大砲が長期離脱する可能性が出てきた中、首脳陣は思い切った選択に踏み切った。

 デスパイネの代役として白羽の矢が立てられたのは、打撃不振で無期限二軍調整中だったバレンティンだった。パ・リーグ移籍1年目で開幕から深刻な不調に陥ったNPB297発男は、現在も二軍で打率1割6分3厘、1本塁打、7打点と結果を残せていない。ただ首脳陣が8月21日にファーム降格を決断した理由は「技術的問題」の修正。あくまで「数字」より「打撃の形」に昇格判断の重きを置いていた。

 バレンティンは1日の二軍・広島戦(タマスタ筑後)に先発フル出場。感覚と状態を上げるべく、志願する形で4打席に立つなど早期復調に意欲的な姿勢を見せた。

 一方で先日は思わぬ行動が騒動に発展。29日に昨季まで在籍したヤクルト時代のユニホーム姿の画像を自身のインスタグラムに投稿。「幸福はお金では買えない」との英文コメントを添えたことで波紋が広がり、翌日「野球のことではなく個人的なことだった。(ヤクルトの)ユニホーム写真を使ったためファンの皆さんを勘違いさせてしまった」と直接釈明。さらにインスタグラムで再度「私はほぼ10か月、家族と離れている。どんなにお金があっても、家族は手にできない。人生で何よりも家族が大切です」などと投稿の真意を説明していた。

 グラウンド外での言動が本職より目立つ形となって逆風が吹いていたバレ砲だが、今回は結果で見返すことができるチャンス。デスパイネ離脱という緊急事態を受けて昇格を決めたチームとしても、この決断が吉と出るか凶と出るかはバレ砲のパフォーマンス次第だ。

 シ烈な優勝争いの中、鷹の運命はバレンティンの手中にあると言っても過言ではない。