阪神2カードぶりの勝ち越し! 消えそうで消えない〝マジック〟岩田7回零封で今季初勝利

2020年10月01日 22時16分

お立ち台に上がった阪神・岩田(左)と梅野

 阪神は1日の中日戦(甲子園)に2―0で勝利し、2カードぶりの勝ち越しを決めた。

 先発の岩田稔投手(36)は7回途中4安打無失点と好投。ベテランの存在感を見せ今季初勝利を手にした。12個のゴロアウトを築く味のある投球を見せ、3回までは完全投球。5回に安打と味方の失策で二死一、二塁とこの日唯一のピンチを迎えるも、木下拓を三塁ゴロに料理するなど抜群の安定感だった。

 試合後は「僕はバッタバッタ三振を取るピッチャーじゃないんで、バックの方に守ってもらってアウトを取っていくという投手。それができてよかった。消えそうで消えないマジックみたいなものが岩田稔と思っているんで、頑張ったいけたら」と独特な言い回しで自身を表現し、手応えを語たった。

 打線は相手先発ロドリゲスの前に苦しんだが6回に先制すると、7回に右腹斜筋の筋挫傷から復帰後初先発した梅野隆太郎捕手(29)が5号ソロで貴重な追加点。価値ある一発で岩田の白星を後押しした。試合後はまず「ただいま!」とファンを沸かせ「(本塁打の)あの打席だけバットを短く持って、コンパクトにいこうと、塁に出ようとした結果が最高な結果になりました」と振り返った。

 矢野監督は「(岩田は)MVP。投球テンポもよく0でいってくれて素晴らしいピッチングだった。(梅野は)低い弾道でどうかなと思ったがあの1点は本当に大きかった」と投打のヒーローをたたえた。

 弾みをつけて2日から巨人4連戦を迎える阪神。本拠地最後の伝統の一戦で意地を見せられるか。